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2009.04.09 漢方薬 味見
こういうお店をしていると、
メーカーさんは新商品が出来る度にサンプルを少し置いていってくれます

持ってきていただいたサンプルはたいがい味見するようにしています
私が飲んでも問題なさそうな商品であればサンプルがある限り飲み続けて効果をみます
他メーカーさんの商品と比べたりもします

で、良さそうなものであれば取り扱うようにしています

メーカーさんに対してはハッキリと感想をいいます
「不味い」「飲みにくい」「需要無さそう」「効果なさそう」
「美味しい」「飲みやすい」「需要ありそう」「効果ありそう」

たいがいのモノは自分の体で試す私ですが、中々試さない商品もあります

「便秘薬」

これだけは、躊躇してしまいます

以前に一緒に勉強していた友人も自分の体で試す人だったのですが、
その人は便秘薬を試して翌日は休んでしまいました
心配になって友人の顔を見に行くと死にそうな顔して

「便秘じゃない人は便秘薬は試したらダメだ…」(ヽ'Д`)ゲッソリ

とだけ言い残してそのまま部屋に戻って行きました


また、別の友人も「少し下剤が入っている漢方薬」を試す時に

「下剤は少しだから大丈夫だろう」 と…

その友人も翌日休んでいました


身近な友人二人が倒れたことで「便秘薬だけは試すまい」と誓いました

その後、開業しましたがさすがに効果がわからないのはマズイと思ったので
量を少なめで恐る恐る試飲をするようにしています

便秘薬の効果は顕著です
少し飲んだだけでどんな感じかがわかります
その分良い商品かそうでないかがわかりやすい商品でもあります

新しい便秘薬を飲まれる際には気をつけて飲むようにしてください
2008.08.11 漢方 処方 方剤
気がつけばまた久しく漢方の記事を書いていませんね
ということで今回は漢方の記事を書きましょう

漢方の方剤について

方剤とは一般的に漢方薬名のことで
皆様が知っている「葛根湯」や「当帰芍薬散」「八味丸」が方剤になります

方剤は昔の人がよ~~~~~く考えて中身を決めています
この症状にはアレを足してコレを抜いて…
という地味~~な作業を繰り返して処方の中身を形作ります

葛根湯とかあまり考えられてないような処方なのに漢方を勉強してみると
綿密な計算がされているのを見つけることが出来ます
(そういう処方の計算を紐解くのが私は大好きです)

漢方薬にはある程度元になっている基礎処方があります
(例 Aという処方が元にあってそこにbとcの生薬を足してDという漢方薬を作る

四君子湯、四物湯、六味丸などが一般的な基礎処方かな?
他には二陳湯、四逆散、桂枝湯などがあります(他にも多種あります

これら基礎処方に加減(生薬の種類、配合量を加えたり減らしたり)したものが
葛根湯であったり、八味丸だったりします。
加減することによって単純に効果アップや効き方の効率をよくしたり出来ます

ただ加減するのではなく基礎処方同士を合体させてそれから加減している場合もあります
四君子湯 + 二陳湯 → 六君子湯
さらに六君子湯に2種類加えたものが香砂六君子湯です

他には

四君子湯 + 四物湯 → 八陳湯
さらに八陳湯に2種類の生薬を加えたものがボチボチ有名な十全大補湯です

ちなみに葛根湯は桂枝湯がベースになっています
桂枝湯に発汗力を強くする葛根、麻黄が入っています

当帰芍薬散は四物湯を加減したものに胃腸の働きをよくするものが加えられています

六味丸を元に桂皮と附子の2種類が加えられると八味丸になります
八味丸にもう2種加えると牛車腎気丸(済生腎気丸)になり
牛車腎気丸にもう2種加えると十補丸(製剤として日本に存在するのか?)となります

と、挙げだしたらキリがありません
ご自分が飲んでる漢方薬の基礎処方は何かと調べるのも面白いかもしれません
※基礎処方を使わないで作られている処方も多数あります

っというか、さすがにそこまでマニアックになる必要はないか Σ(ノ∀`)ペチッ
まぁ、そのへんは プロにお任せ下さい ってことですね♪


ちなみに…
当店はほとんど基礎処方を在庫していません
何故か?
基礎処方より良いモノが別にあれば…ウ・・・ウン((・ェ・;`)

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2008.06.03 漢方薬と民間薬
漢方薬と民間薬

少し意味が違うのはご存知でしょうか?

「ジュウヤクもハトムギも漢方薬でしょ?」

A:微妙に違います

「ジュウヤクは生薬でしょ?だったら漢方薬じゃ?」

A:ジュウヤクは生薬ですが漢方薬ではありません
  民間薬です


生薬というのは漢方薬の中身一味一味です(一味=一種類)

生薬が数種類集まって服用するものを漢方薬といいます
(例外で一味のみで漢方薬とされるものもあります 例:独参湯)

生薬一味で使う場合で昔から良く知られているものが民間薬と呼ばれています

「じゃ、民間薬を数種類混ぜたら漢方薬?」

A:いいえ 微妙に違います
  ご自分で民間薬を混ぜて飲む場合も民間薬になります

「じゃ、どうやったら漢方薬になるの?」

A:漢方薬は決められた処方があり、その処方を元に作られたものが漢方薬です
 (民間薬以外の生薬は単独で使うことはあまりありません)


「漢方も民間薬も一緒やん」
って言われてしまえばそれまでですが
一応漢方業界の中では区別されています


区別はしていますが
ビタミン等の西洋のものにジュウヤク等の民間薬が入っている場合は
便宜上
「少し漢方系が入っている薬です」
と説明することがあります




結局・・・






「一緒やん・・・」



ウ・・・ウン((・ェ・;`)

だって、
「少し民間薬系が入っている薬です」
って説明もなんか変じゃないですか?(;^□^)


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2008.05.24 お茶と医薬品
漢方薬屋のブログなのに気が付けば
また長いこと漢方薬のことを書いていません

今回は漢方のお茶と医薬品について書きます

皆様がご存知のはとむぎ茶ドクダミ茶など
漢方のお茶はたくさんあります

最近お肌にイボが・・・はとむぎ茶を飲もう
身体の毒出しをしよう・・・ドクダミ茶を飲もう


そう言った内容で来店される方がたくさんおられます
そういう方達に私がお勧めするのは薏苡仁(ヨクイニン)と十薬(ジュウヤク)です
ヨクイニンハトムギの医薬品名
ジュウヤクドクダミの医薬品名です
同じ生薬なのに食品名と医薬品名があるのです

何故医薬品名の分をお勧めするか・・・
名前が違うと中身も違ってくる場合があるからです

基本的にお茶と記載するとそれは食品に分類されます
食品には効能効果は記載することが出来ません (特保等の例外もあります)
美味しい、健康維持に、美容に、太り気味な方にお勧め
などようなことが記載してあると思います
あとお茶はメインのもの以外に他の成分のお茶を混ぜることが可能です
美味しく飲みやすい状態で販売することが出来ます
(中には1種類100%のお茶もあります)

飲みやすいんだったらお茶でいいのでは?と思われるかもしれません
味を楽しんで飲むのであればお茶でいいと思いますが、
目的を持って飲まれる場合は他の成分のものが邪魔になってくる場合があります
飲んでいてもあまり意味が無いような・・・なんてこともあるかもしれません

医薬品名だとその生薬以外のものを入れたりすることは出来ません
完全に1種類100%になってきます
いぼ、肌荒れに、便秘に、吹き出物に 
などのような効能効果を記載することも出来ます
あと医薬品名のものは厳格に草部分の規定があります
(地上部、殻の剥いてある種子、根、葉、果実、樹皮、全草など)
規定の部位ではない部位については効能として認められていないわけです

何故同じものなのに食品と医薬品に分別する必要があるのか・・・
きちんと調べていないので正確にはわかりません Σ(ノ∀`)ペチッ
が、恐らく昔から慣れ親しんだ民間薬として使用していたものを
敢えて厳しい医薬品扱いとして縛る必要もないだろうという
大人の事情があったのかな?と想像しています


はとむぎやドクダミのような別名で医薬品になるものは結構あります
有名なものを例で挙げると

ヨモギ → 艾葉(ガイヨウ)
ハブ茶 → 決明子(ケツメイシ) ←あの有名人(二人は現役薬剤師)の名前の由来元
シナモン・ニッキ → 肉桂、桂皮、桂枝(ニクケイ・ケイヒ・ケイシ)
みかんの皮 → 陳皮(チンピ)
なつめ → 大棗(タイソウ)
マタタビ → 木天蓼(モクテンリョウ)
生姜(ショウガ) → ショウキョウ(漢字では書かない)
紅花(ベニバナ) → コウカ(漢字では書かない)

記事が長くなってきましたね・・・
そろそろ締めようかな?


あっそうそう、あと、はとむぎ茶を飲まれる方はご注意を!
上記で、食品と医薬品の違いを少し書きましたが
ハトムギ茶に関してはお茶と医薬品では中身が多少違います
ヨクイニンは殻の剥いた種子 (白色)
ハトムギ茶は、殻付きの種子でしかもほとんどが焙じてあります (茶色)
殻付きのまま焙じてあるので美味しいのですが、あまり効果は期待出来ません


色々書きましたが目的を持って飲む場合は医薬品名のものをお勧めいたします
色々な生薬を購入してご自分で健康茶やオリジナルハーブティーを作るのも楽しいと思います



今回はお客様のメールのやり取りの中で「はとむぎ茶を飲んでいる」という内容から
はとむぎとヨクイニンの違いの説明の延長を記事にさせていただきました


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2008.03.22 ものもらい めばちこ
ものもらい」になってしまいました

先日の休みの翌日の朝(3/20)に
なんか目が痛いなぁ~ 昨夜飲み過ぎたか?寝不足か?
って思っていたのですが、
まぁ寝たら治るだろうって・・・
寝て朝起きて鏡を見たらビックリ! Σ(;゚ω゜ノ)ノ (3/21)
治るどころか悪化してるじゃないですか・・・

花粉症で目が痒くて汚い手で目をこすったのか、
いつもと生活リズムが違っていて免疫力が下がったいたのか、
前回の胃腸風邪同様、お酒の飲みすぎで免疫が下がっていたのか・・・(;´・_・`)

この「ものもらい」は全国で呼び名が違うようです
奈良ではもっぱら「めばちこ」で通っています
めいぼ」なんてのも聞いたことがありますが、
正確には「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」という名前があります

黄色ブドウ球菌などの細菌の感染が原因とされていますが、
基本的に免疫力が下がっている状態です

一度なってしまうと治るのに3~4日ぐらいかかります
治すのには「抗菌目薬」が一番効果的でしょう
「眼帯」は付属してある「清浄綿」が冷たくて気持ちいいですw
(「眼帯」に関しては保護した方が治りが早いとか、不潔になりやすいから良くないとか色々言われています)

ただ・・・
眼帯すごい鬱陶しい(-.-;)ボソッ…
付けたりはずしたりしてしまいますΣ(ノ∀`)ペチッ


一応漢方薬で治療することも出来ます
普通に抗菌目薬を使うだけよりも回復は早いです

免疫を上げてくれる「衛益顆粒」をメインで使用しながら
清熱解毒のあるものを使用します
私の場合は抗ウイルス作用のある「板藍茶」を飲みます

あとはよく寝る!
体力回復にはこれが一番のお薬ですね♪


しかし・・・
最近仕事を休む度に何か良くないことが起こっている気がします
偶然なんでしょうけど・・・

仕事を休むなってことなんでしょうか?(´・ω・`)


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