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2008.02.03 国際中医師 その3
前回、前々回に続き国際中医師試験のお話です
国際中医師に興味がある方は「国際中医師 その1」からお読み下さい

では、いきます

弁証論治、中医臨床学科はみんなが苦労していましたね
なにせ合格点が8割ですから・・・
内容も難しいものでしたから足切りラインの192点ですら・・・ ウ・・・ウン((・ェ・;`)

中医臨床学科はいわゆる応用問題です 1問3点×100問 300点満点

国際中医師試験は中国語でかかれている教科書から出題されます
基礎理論や、方剤学等は日本語に翻訳されているものが多数ありますが、
中医臨床学科に関しては中国語の教科書(中医内科学)しか存在しませんでした
(現在はちゃんと日本語化されて出版されています)
内容を読もうと思っても漢字が略字化されていますし、
普段見慣れない単語も出てきますので思うように理解できません
まずは教科書を読めるようになる というのが最初の課題でした

曖昧に読んでいて1年目は落ちてしまいました ( ; _ q ) シクシク
186点・・・足切りラインの196点には6点足りませんでした
1問3点の教科なので、
あとたった2問・・・il||li _| ̄|○ il||li
2年目の試験では228点♪
合格点に達してはいないものの無事に合格♪(。-∀-)ニヒ♪


この試験は覚えることがたくさんあり、合格点も8割なので難易度は高いです
試験の内容は基礎・方剤を踏まえた上での臨床になります
症状に対しての病名、方剤、病名に対しての治則(治す方法)、方剤に始まり
婦人科や小児科、外科も総括されて出題されます
より実践に近い教科なのでしっかりと勉強しておかないといけません


次は最後の弁証論治 1問200点×2問 400点満点

弁証論治とは弁証と論治にわかれます
弁証とは患者さんの情報収集し分析すること
論治とは弁証に基づいた治療方針をたてること

試験の内容は実際に患者さんを診ているような感じになります
患者さんの性別、年齢、職業と症状が与えられ
それらの情報から病名、病名に対する治療方針、処方名、処方内容、処方配合
そして今後の患者さんの生活に対するアドバイスを書かないといけません

これまでの試験は選択問題ですが、弁証論治は筆記問題になります
病名が間違いであればもちろん減点ですが、
病名に対する治療方針、治療方針に対する処方名が間違えていても減点になります
処方一つ一つの生薬、配合具合まで覚えないといけないので大変です
一番実践に近い教科です(っていうかほぼ実践)
合格点も8割なので難易度は高いです


以上が国際中医師試験の内容です

ちなみに↓が私の恥晒しの成績表です(クリックすると大きく表示されます)

国際中医師試験成績表


左が1度目 右が2度目の結果です
1度目は777点で740点の合格点に達してはいてるのですが中医臨床の足切りで落ちました
憎らしい『B』の判子が押してありますw
2度目は合計819点です 740点が合格ラインなので中々の結果だと自分では思っています。

もう二度と受けたくはない試験です(-.-;)ボソッ…


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2008.02.01 国際中医師 その2
前回の続きで国際中医師試験のお話です。

各教科の中身について書きます

まずは、中医学基礎
読んで字のごとく中医学の基礎です。
陰陽五行論に始まり気・血・津の概論
各臓腑の働きや邪気(悪さの原因)の概論
舌診・脈診の概論
中薬の起源や中医学の発展も問われます

基礎中の基礎です。
たまに難解な問題が出てきますがそういう問題は無視しますw
合格点が6割なので中医学をちゃんと勉強していればそれ程難易度は高くありません


次は中医方剤学
方剤とは漢方薬の名前(処方名)のことを言います
みなさんが知っている葛根湯を例で挙げますと
葛根湯は何の病気のお薬か、生薬は何が入っているか、どの生薬が一番多く入っているか、
葛根はどういったお薬か、葛根の別名は? 葛根の味は? 帰経は?(どこの臓腑に効くか)
葛根と相性の良い(悪い)生薬は何か、他に葛根が入っている薬はどれか、
葛根の煎じ方は? 葛根に良く似た効能のお薬はどれか、葛根を炙(シャ あぶる)した場合の効能は?
(実際は葛根湯のようなわかりやすい問題はほとんど出てきません)

上記のような問題がず~~っと続きますw
生薬が数百種、方剤の数も相当な数が存在します
生薬、方剤が好きではない人だとかなりてこずる教科です。
この教科も6割なので難易度は中くらいでしょうか


中医学基礎と方剤学に関しては私の得意分野だったので
ほとんど勉強せずに合格出来ました♪ (・´艸`・)えへ♪

しかし、得意分野があれば苦手な分野も・・・(;・Д・)


現代医学診断学基礎好きくないです(-.-;)ボソッ…
横文字苦手・゚・(ノД`)・゚・


内容は西洋医学の問題です
6割が合格ラインなのですが、思った程容易ではありません
およそ薬屋とは縁がないようなものも出題されます
横文字を無理やり中国語→日本語にしている物もあり
問題に慣れていなければなかなかやりにくいです

中にはちゃんと翻訳してくれていないものもあります
日本語を間違えてくれてたりします
ヘモグロブン(誤) → ヘモグロビン(正)
アトロピソ・アトルピン(誤) → アトロピン(正)
マルヒネ(誤) → モルヒネ(正)
なんか某巨大掲示板を見ているようです

カタカナ間違えるのはまだわかるけど漢字も間違えてくれちゃったりします
閉寒性黄疸(誤) → 閉塞性黄疸(正)
塞熱往來(誤) → 寒熱往來(正)
よく似てるけど間違えないだろw

日本と病名が微妙に違うものもあります
再生障碍性貧血 → 再生不良性貧血
障碍(障害しょうがい)・・・わざわざ難しい漢字使わなくてもw

これぐらいの問題ならまだ良い方です
ひどいのは言葉が抜けていたりします
栄養性水腫の特徴は?(誤)  → 栄養不良性水腫の特徴は?(正)
回答が全然変わってきますw

難しい問題も出てきます
標準肢誘導に包括されるのは○○である。
A:ⅠⅡⅢ誘導
B:arK,avL,avF
C:V1,V2,V3
D:V4,V5,V6
E:V3R,V4R,V5R

何を問われてるのかすらわかりません。・゚・(ノД`)・゚・。

よくわからない問題も出てきます
犬がほえるような咳をするのは下記のうちどれか?
( -д-)ぇ? 犬って何犬よ?
中国の犬って・・・ シーズー?? チャウチャウ?? パグ??
キャンキャン? ワンワン? バウバウ? わぉ~~ん??
( ̄~ ̄;)ウーン・・・


こういった問題が多数出てきます
問題に慣れないことには解けません
最近の試験は手直しされているらしくここまでひどくないようです


ンー…(*´・ω・)ゞ
長くなりそうなのでまた次に続きます♪



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2008.01.30 国際中医師 その1
本棚の整理をしていたら国際中医師試験の成績表が出てきました
これを機会に国際中医師試験の内容を書こうかと思います

但し2001年、2002年の内容です。
現在は少し変わっているようです

受験教科が減り各教科の合格点が変わったらしい? (事実かどうかは知りません

これから受けようと思っている方は参考程度にしておいて下さい

現在は呼び名も変わっており「国際中医専門員」と呼ばれています


国際中医師試験は全部で5教科

中医学基礎 100問 1問1点 100点満点
中医学方剤学 100問 1問1点 100点満点
現代医学診断学基礎 100問 1問1点 100点満点
中医臨床学科 100問 1問3点 300点満点
弁証論治 2問 1問200点 400点満点

合計1000点満点の試験です

740点以上取ればA級国際中医師
400点以上取ればB級国際中医士 ← 師 と 士 の字が違う

各教科の合格点があり

中医学基礎・・・60点(A級) 40点(B級)
中医方剤学・・・60点(A級) 40点(B級)
現代医学診断学基礎・・・60点(A級) 40点(B級)
中医臨床学科・・・240点(A級) 120点(B級)
弁証論治・・・320点(A級) 160点(B級)

中医学基礎、中医方剤学、現代医学診断学基礎は全体の6割が合格点ですが
中医臨床学科、弁証論治は全体の8割なので難易度が高いです

各教科には足切りシステムが存在し
合格点の8割 (合格点60点の場合は足切りが48点、240点の場合は足切りが192点)
取れない教科が一つでもあればいくら740点以上取っていても合格としては見なされません
(足切りの場合、足切りの教科のみを翌年にのみ受験し合格すれば良いことになっています)

ようは合計740点以上取り、各教科の足切りラインを割らなければ合格ということです
逆にいえば 一教科が合格点いかなくて足切りラインギリギリでも他の教科で
点数をカバーすれば無事に合格出来るというシステムです。
私はこれで泣かされました(-.-;)ボソッ…



中医学基礎とは名前の通りの中医学の基礎(選択問題)

中医方剤学というのは漢方薬の名前、種類、薬の効能、薬の中身の生薬の種類、生薬の名前、生薬の効能(選択問題)

現代医学診断基礎は西洋学の基礎(選択問題)

中医臨床学科は症状に対する病名、薬や婦人科、小児科、外科の問題(選択問題)

弁証論治は実際に患者さんが来た時の相談に対して
どういう病名か、病名に対する治し方、薬の名前、薬の中身の種類、配合具合、
患者さんの今後の生活の仕方が問われます(筆記問題)


受験費用は結構高かったです・・・ 十数万円
中国から試験官を呼ぶための交通費等や宿泊費、試験の翻訳化も含まれています
中国で受験した場合は $600
自費で中国まで行って中国語の試験を受けることを考えれば
十数万円は妥当なところかもしれません。


ちょっと長くなりそうなので何回かに分けて更新させていただきます
次回は各教科の中身について詳しく?書こうと思っています



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