2010.06.23
不正出血 漢方薬
漢方薬屋が漢方の記事をいつも書く
なんで私はそんな当たり前のことが出来ないのでしょう?(´∀`*)ケラケラ
漢方薬屋さんが集まって作っているブログに
私の記事をまた投稿したのでこのブログにも転載します
(字がいっぱいでちょっと読みにくいです)
不正出血 漢方薬
婦人病の相談として比較的多い相談として不正出血があります。
不正出血は大きく分けると二つあります。
「月経がダラダラ続く不正出血」
と
「月経時以外に出血する不正出血」
今回ご紹介するのは、「月経時以外に出血する不正出血」になります。
月経時以外の出血は排卵期や月経前が多く、出血量はそれほど多くはありません。
原因としては・・・
(1)生命エネルギーである「腎」の弱り
足腰に力が入らない、手足が冷える又は逆にほてるなど
(2)元気不足からくる胃腸の弱り
食欲不振、食後倦怠感、疲れやすい、疲れると色々な症状悪化など
(3)過剰な熱が体に篭っている
体が熱い、イライラしやすい、出血量が多いなど
(4)血の流れが悪くなっている
肩こり、頭痛がある、経血が黒っぽく塊が混じるなど
原因として重要なのは(1)の生命エネルギーである腎の弱りになります。
子宮は新たな命を作る臓器で、命を作る用意の段階で血を多量に必要とします。
全身の血を子宮に集め子宮内膜を作るのですが、
腎が弱ると血が子宮に集まっても上手に子宮内膜を作ることが出来ません。
腎の働き以上に子宮に血が集まると、血が溢れ出て不正出血となります。
『(2)の胃腸は不正出血と関係無さそうなのに何で?』
と思われるかもしれませんが、胃腸は食べ物を食べて元気を作る場所です。
また「血」を含め体の臓器を一定の場所に留める働きもあります。
胃腸が弱り、元気が作れなくなると、色々なモノを一定の場所に留める力が弱ります。
すると胃下垂になったり、痔になったり、不正出血が起こったりします。
知らないうちにアザ(皮下出血)が出来ている場合も(2)の原因の可能性があります。
(3)体に熱が篭ると全身の血が出血傾向になります。
余分な熱はエネルギー過剰と考えられ、
オーバーヒートのような昂進状態になり全身の血が行き場を失ってしまいます。
そうすると体の出血しやすい場所から血が溢れ出てしまいます。
のぼせたりすると鼻血が出てくるのも同じような原因です。
(4)の血流が悪くなっている状態は、上記の(1)(2)の過程において発生します。
新しい血を作り、全身に行き渡らせるのですが、
生命エネルギーである腎や元気製造機である胃腸が弱ると血を全身に行き渡らせることが出来ません。
そのため行き場を失った血は出血しやすい場所から不正出血として溢れ出てしまいます。
細かく分けるともう少し原因がありますが、概ね上記の4つが原因となります。
(これらの原因は単一で現れる場合は少なく、ほとんどが複雑に絡み合っています。)
これら4つの原因をしっかり見極めることが大事になります。
また出血している場合には出血を抑える方向に持って行き、出血が治まれば月経周期を整える必要があります。
「出血が止まったからもう終わり」というわけではなく、
根本である「何故出血していたか」を考えれば今後の生活も健やかに過ごせると思われます。
単純に「不正出血」と言っても東洋医学では複数の原因があります。
東洋医学で改善する場合、原因は上記の4種類ですが、漢方薬の種類は多数あります。
個人個人の体質によって漢方薬も変わるので、ここでは挙げ切れません。
東洋医学で症状を改善する場合はご自身で判断せず、お近くの漢方専門のお店でご相談下さい。
本店HPは下記をクリック
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なんで私はそんな当たり前のことが出来ないのでしょう?(´∀`*)ケラケラ
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(字がいっぱいでちょっと読みにくいです)
不正出血 漢方薬
婦人病の相談として比較的多い相談として不正出血があります。
不正出血は大きく分けると二つあります。
「月経がダラダラ続く不正出血」
と
「月経時以外に出血する不正出血」
今回ご紹介するのは、「月経時以外に出血する不正出血」になります。
月経時以外の出血は排卵期や月経前が多く、出血量はそれほど多くはありません。
原因としては・・・
(1)生命エネルギーである「腎」の弱り
足腰に力が入らない、手足が冷える又は逆にほてるなど
(2)元気不足からくる胃腸の弱り
食欲不振、食後倦怠感、疲れやすい、疲れると色々な症状悪化など
(3)過剰な熱が体に篭っている
体が熱い、イライラしやすい、出血量が多いなど
(4)血の流れが悪くなっている
肩こり、頭痛がある、経血が黒っぽく塊が混じるなど
原因として重要なのは(1)の生命エネルギーである腎の弱りになります。
子宮は新たな命を作る臓器で、命を作る用意の段階で血を多量に必要とします。
全身の血を子宮に集め子宮内膜を作るのですが、
腎が弱ると血が子宮に集まっても上手に子宮内膜を作ることが出来ません。
腎の働き以上に子宮に血が集まると、血が溢れ出て不正出血となります。
『(2)の胃腸は不正出血と関係無さそうなのに何で?』
と思われるかもしれませんが、胃腸は食べ物を食べて元気を作る場所です。
また「血」を含め体の臓器を一定の場所に留める働きもあります。
胃腸が弱り、元気が作れなくなると、色々なモノを一定の場所に留める力が弱ります。
すると胃下垂になったり、痔になったり、不正出血が起こったりします。
知らないうちにアザ(皮下出血)が出来ている場合も(2)の原因の可能性があります。
(3)体に熱が篭ると全身の血が出血傾向になります。
余分な熱はエネルギー過剰と考えられ、
オーバーヒートのような昂進状態になり全身の血が行き場を失ってしまいます。
そうすると体の出血しやすい場所から血が溢れ出てしまいます。
のぼせたりすると鼻血が出てくるのも同じような原因です。
(4)の血流が悪くなっている状態は、上記の(1)(2)の過程において発生します。
新しい血を作り、全身に行き渡らせるのですが、
生命エネルギーである腎や元気製造機である胃腸が弱ると血を全身に行き渡らせることが出来ません。
そのため行き場を失った血は出血しやすい場所から不正出血として溢れ出てしまいます。
細かく分けるともう少し原因がありますが、概ね上記の4つが原因となります。
(これらの原因は単一で現れる場合は少なく、ほとんどが複雑に絡み合っています。)
これら4つの原因をしっかり見極めることが大事になります。
また出血している場合には出血を抑える方向に持って行き、出血が治まれば月経周期を整える必要があります。
「出血が止まったからもう終わり」というわけではなく、
根本である「何故出血していたか」を考えれば今後の生活も健やかに過ごせると思われます。
単純に「不正出血」と言っても東洋医学では複数の原因があります。
東洋医学で改善する場合、原因は上記の4種類ですが、漢方薬の種類は多数あります。
個人個人の体質によって漢方薬も変わるので、ここでは挙げ切れません。
東洋医学で症状を改善する場合はご自身で判断せず、お近くの漢方専門のお店でご相談下さい。
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2010.04.23
ため息と漢方薬
漢方薬屋のブログなのに気がつけばまたまた長いこと漢方のこと書いていません
完全に趣味ブログと化しています
漢方薬屋さんが集まって作っているブログに
私の記事をまた投稿したのでこのブログにも転載します
ため息と漢方薬
新しい環境に変わることが多いこの季節。
環境が変わることによってストレスがかかり、「はぁ~~!」と深いため息をついてしまいます。
ため息は東洋医学の考えで「気」の流れが悪い状態「気滞」と呼ばれます。
東洋医学の「気」は「元気」のようなエネルギー体のことを表したりしますが、
「空気」のような気体も含まれています。
本来「気」は、全身をくまなく行き来して体を動かしています。
その「気」の運行がストレスにより停滞すると「気」の行き場が無くなってしまいます。
行き場の無くなった「気」は、行き場を求め出口を探します。
上半身の行き場の無くなった「気」は「ためいき」となり、
下半身の行き場の無くなった「気」は「ガス」となり排出されます。
また、排出出来なかった行き場の無くなった「気」は体内で停滞します。
上半身で停滞すると胸脇部が張り、下半身で停滞すると腹部が張ります。
それぞれが「ため息」や「ガス」で排出することで一時的に症状が緩和されます。
気滞の状態の時に漢方では「気」の流れを良くする「柴胡サイコ」や「厚朴コウボク」の含まれる薬を使用します。
(体質によっては上記の含まれていない漢方薬も使用します)
「気」の流れが悪くなるのは、エネルギーの運行が悪くなるのと同じ状態です。
「エネルギーの運行が悪くなる」=「代謝が悪くなる」です。
代謝が悪くなると、頭痛や肩こり、胃腸障害などなど様々な症状を引き起こします。
代謝が悪くなると抵抗力も下がりますので、
風邪をひいたり、アレルギー症状を引き起こしたりもします。
ストレスは万病の元ですね。
ため息は小さい症状ですが、比較的発見しやすい症状です。
ため息をついたら、気の流れが悪くなってる!と自覚して、早いうちに対処して下さい。
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新しい環境に変わることが多いこの季節。
環境が変わることによってストレスがかかり、「はぁ~~!」と深いため息をついてしまいます。
ため息は東洋医学の考えで「気」の流れが悪い状態「気滞」と呼ばれます。
東洋医学の「気」は「元気」のようなエネルギー体のことを表したりしますが、
「空気」のような気体も含まれています。
本来「気」は、全身をくまなく行き来して体を動かしています。
その「気」の運行がストレスにより停滞すると「気」の行き場が無くなってしまいます。
行き場の無くなった「気」は、行き場を求め出口を探します。
上半身の行き場の無くなった「気」は「ためいき」となり、
下半身の行き場の無くなった「気」は「ガス」となり排出されます。
また、排出出来なかった行き場の無くなった「気」は体内で停滞します。
上半身で停滞すると胸脇部が張り、下半身で停滞すると腹部が張ります。
それぞれが「ため息」や「ガス」で排出することで一時的に症状が緩和されます。
気滞の状態の時に漢方では「気」の流れを良くする「柴胡サイコ」や「厚朴コウボク」の含まれる薬を使用します。
(体質によっては上記の含まれていない漢方薬も使用します)
「気」の流れが悪くなるのは、エネルギーの運行が悪くなるのと同じ状態です。
「エネルギーの運行が悪くなる」=「代謝が悪くなる」です。
代謝が悪くなると、頭痛や肩こり、胃腸障害などなど様々な症状を引き起こします。
代謝が悪くなると抵抗力も下がりますので、
風邪をひいたり、アレルギー症状を引き起こしたりもします。
ストレスは万病の元ですね。
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2009.08.13
子宮内膜を厚くする漢方薬
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私も記事を投稿したのでこのブログにも転載します
せっかく書いたんだから使わないと勿体無いです
症例を書くように依頼されたのに、いざ出来上がった記事を読んでみると
症例じゃない記事になっていました(;^□^)
ま、いつものことですw
子宮内膜を厚くする漢方薬
不妊症で来店されているお客様の悩みに「子宮内膜の問題」があります。
子宮内膜が薄かったり、あまり質の良い子宮内膜ではない場合、
排卵し、受精しても受精卵が着床しにくくなります。
(卵はカチカチのベッドよりもふかふかのベッドの方が居心地が良い)
内膜が薄くなる原因としては、基礎材料となる「血」と内膜を作る「腎」の力が不足すると
子宮内膜が薄くなる傾向になります。
※中医学の腎は西洋医学の腎臓とは異なります。
それ以外に腎の働きを助ける「気」の力が不足してもいけません。
月経時は古い子宮内膜を排出するタイミングになります
この時に古い子宮内膜をキレイに排出しないと、上質な子宮内膜を新たに作ることは出来ません。
また、血や気の流れを良い状態にしておく必要があります。
■血が不足している場合
貧血、立ちくらみ、血色が悪い、月経血が少ない、月経日数が少ない
■腎の機能が低下している場合
足腰が弱い、基礎体温表の高温期が短い、体温が低い、着床力が弱い
■気が不足している場合
疲れやすい、汗かきやすい、胃腸が弱い、風邪ひきやすい、流産しやすい
■血の流れが悪い場合
肩こり、頭痛、生理痛がある、月経血に塊がある
■気の流れが悪い
基礎体温がガタガタ、精神的に落ち着かない、月経前に症状が増える
(胸やお腹が張る、肌荒れ、便秘など)
「補血剤」や「補腎剤」を使いつつ、気と血の流れを良くする
「理気活血剤」なども一緒に使うと良い結果を期待出来ます。
血と腎、気と血の流れを整えることで、ホルモンバランスの調節をして子宮内膜を厚くし、
受精卵を着床させやすい体質に持っていきます。
※ 子宮内膜が薄くなる原因は上記だけではなく、
色々なことが複雑に絡み合って薄くなっている場合もあります
女性は月経のリズムを整えることにより、子宮内膜だけでなく、
身体の色々な調子を良くすることが出来ると私は確信しています。
一緒に頑張りましょう♪(〃⌒ー⌒〃)
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症例を書くように依頼されたのに、いざ出来上がった記事を読んでみると
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ま、いつものことですw
子宮内膜を厚くする漢方薬
不妊症で来店されているお客様の悩みに「子宮内膜の問題」があります。
子宮内膜が薄かったり、あまり質の良い子宮内膜ではない場合、
排卵し、受精しても受精卵が着床しにくくなります。
(卵はカチカチのベッドよりもふかふかのベッドの方が居心地が良い)
内膜が薄くなる原因としては、基礎材料となる「血」と内膜を作る「腎」の力が不足すると
子宮内膜が薄くなる傾向になります。
※中医学の腎は西洋医学の腎臓とは異なります。
それ以外に腎の働きを助ける「気」の力が不足してもいけません。
月経時は古い子宮内膜を排出するタイミングになります
この時に古い子宮内膜をキレイに排出しないと、上質な子宮内膜を新たに作ることは出来ません。
また、血や気の流れを良い状態にしておく必要があります。
■血が不足している場合
貧血、立ちくらみ、血色が悪い、月経血が少ない、月経日数が少ない
■腎の機能が低下している場合
足腰が弱い、基礎体温表の高温期が短い、体温が低い、着床力が弱い
■気が不足している場合
疲れやすい、汗かきやすい、胃腸が弱い、風邪ひきやすい、流産しやすい
■血の流れが悪い場合
肩こり、頭痛、生理痛がある、月経血に塊がある
■気の流れが悪い
基礎体温がガタガタ、精神的に落ち着かない、月経前に症状が増える
(胸やお腹が張る、肌荒れ、便秘など)
「補血剤」や「補腎剤」を使いつつ、気と血の流れを良くする
「理気活血剤」なども一緒に使うと良い結果を期待出来ます。
血と腎、気と血の流れを整えることで、ホルモンバランスの調節をして子宮内膜を厚くし、
受精卵を着床させやすい体質に持っていきます。
※ 子宮内膜が薄くなる原因は上記だけではなく、
色々なことが複雑に絡み合って薄くなっている場合もあります
女性は月経のリズムを整えることにより、子宮内膜だけでなく、
身体の色々な調子を良くすることが出来ると私は確信しています。
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2009.02.06
症状別16 喘息 漢方
リニューアル後の大元気堂HP用の症状別記事です
●大元気堂HPとブログの記事として使用します
●専門用語を極力使わずわかりやすく書いたつもりですが、読み返してみると…
●一応完成版のつもりですが下書きと思っていただいた方が嬉しいです
●読んでみたい症状があれば教えて下さい
喘息
多くは五臓六腑のうちの呼吸器系である「肺」に原因がありますが、
消化器系である「脾」や生命エネルギーである「腎」にも原因がある場合があります
中医学では哮証(こうしょう)と喘証(ぜんしょう)に分類されますが、ここではそこまで深くは記載しません
ちなみに発作時に痰を伴う音(ゼーゼー)が鳴るのは哮証、
発作時に呼吸に休憩が無いものが喘証になります
一応哮証は喘証の範疇に含まれます
喘息は発作時と緩解期では使用される漢方薬が変わってきます
発作時には対症療法、緩解期には根本治療になります
体の中に余計なものが存在する実証(じつしょう)と
体に何かが足りない虚症(きょしょう)と分かれます
喘息の原因
発作時
実証
●体に余計な冷え(寒邪かんじゃ)が存在している
喘息、咳、サラサラの透明な痰、悪寒、口は渇かない、温めると少し楽
●体に余計な熱(熱邪ねつじゃ)が存在している
喘息、咳、粘っこい黄色の痰、発熱、口が渇く、温めると悪化
●体に余計な水分(痰)が存在している
喘息、咳、多量の痰、食欲不振、疲れやすい、痰を排出すると少し楽
●ストレスがかかっている(気鬱きうつ)
喘息、咳、喉の閉塞感、抑うつ感、イライラ、不眠、動悸
虚証
●脾や肺の元気が足りない(脾肺気虚ひはいききょ)
喘息、咳、息切れしやすい、疲れやすい、食欲不振、軟便ぎみ
●肺や腎の潤い不足(肺腎陰虚はいじんいんきょ)
喘息、咳、痰が少なく切れにくい、汗は少ない、ほてり、夜間の咳
●腎の温める力が低下している(腎陽虚じんようきょ)
喘息、咳、痰は薄く多い、疲れると悪化、冷え性、夜間の頻尿
緩解期
緩解期は基本的に肺や脾や腎の機能を高める必要があります
●呼吸器系(肺)が弱っている人の症状
汗かき、風邪ひきやすい、息切れしやすい、鼻が弱い
●消化器系(脾)が弱っている人の症状
胃腸が弱い、疲れやすい、味の濃い(油)ものが苦手、食後眠たい
●生命エネルギー(腎)が弱っている人の症状
足腰が弱い、息を吐くより吸う方がしんどい、息切れ、疲れると悪化
喘息に関して
喘息は上記の●一種類だけで発症しているわけでなく、何種類か合体している場合があります
最近、山桃を含む商品が小児喘息、大人の喘息に効果をあげています
この山桃は上記の●のどの症状でも対応しており
また他の漢方薬と喧嘩することなく使用することが出来ます
※当ブログでは漢方の基本的な考え方を症状別で記載しています
症状、体質により漢方薬の種類は異なります(個人差)
ご自分ではAという体質だと思っていても実はBだったということが多々あります
この場合Aに該当する漢方薬を飲まれても効果がない場合があります
効果がないだけならまだいいですが思わぬ副作用が発生する場合があります
そういうことが起こらないために、あえて漢方薬の名前は記載しておりません
漢方薬を購入の際には必ずお近くの漢方薬専門のお店で相談してからご購入下さい
HPは完成していますが、一応ブログ用の記事として使用します
この記事が今のところ最後の症状別記事になります
今後何かあれば書き足そうと思っています
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喘息
多くは五臓六腑のうちの呼吸器系である「肺」に原因がありますが、
消化器系である「脾」や生命エネルギーである「腎」にも原因がある場合があります
中医学では哮証(こうしょう)と喘証(ぜんしょう)に分類されますが、ここではそこまで深くは記載しません
ちなみに発作時に痰を伴う音(ゼーゼー)が鳴るのは哮証、
発作時に呼吸に休憩が無いものが喘証になります
一応哮証は喘証の範疇に含まれます
喘息は発作時と緩解期では使用される漢方薬が変わってきます
発作時には対症療法、緩解期には根本治療になります
体の中に余計なものが存在する実証(じつしょう)と
体に何かが足りない虚症(きょしょう)と分かれます
喘息の原因
発作時
実証
●体に余計な冷え(寒邪かんじゃ)が存在している
喘息、咳、サラサラの透明な痰、悪寒、口は渇かない、温めると少し楽
●体に余計な熱(熱邪ねつじゃ)が存在している
喘息、咳、粘っこい黄色の痰、発熱、口が渇く、温めると悪化
●体に余計な水分(痰)が存在している
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●ストレスがかかっている(気鬱きうつ)
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虚証
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●肺や腎の潤い不足(肺腎陰虚はいじんいんきょ)
喘息、咳、痰が少なく切れにくい、汗は少ない、ほてり、夜間の咳
●腎の温める力が低下している(腎陽虚じんようきょ)
喘息、咳、痰は薄く多い、疲れると悪化、冷え性、夜間の頻尿
緩解期
緩解期は基本的に肺や脾や腎の機能を高める必要があります
●呼吸器系(肺)が弱っている人の症状
汗かき、風邪ひきやすい、息切れしやすい、鼻が弱い
●消化器系(脾)が弱っている人の症状
胃腸が弱い、疲れやすい、味の濃い(油)ものが苦手、食後眠たい
●生命エネルギー(腎)が弱っている人の症状
足腰が弱い、息を吐くより吸う方がしんどい、息切れ、疲れると悪化
喘息に関して
喘息は上記の●一種類だけで発症しているわけでなく、何種類か合体している場合があります
最近、山桃を含む商品が小児喘息、大人の喘息に効果をあげています
この山桃は上記の●のどの症状でも対応しており
また他の漢方薬と喧嘩することなく使用することが出来ます
※当ブログでは漢方の基本的な考え方を症状別で記載しています
症状、体質により漢方薬の種類は異なります(個人差)
ご自分ではAという体質だと思っていても実はBだったということが多々あります
この場合Aに該当する漢方薬を飲まれても効果がない場合があります
効果がないだけならまだいいですが思わぬ副作用が発生する場合があります
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2009.01.28
症状別15 目の症状 漢方
リニューアル後の大元気堂HP用の症状別記事です
●大元気堂HPとブログの記事として使用します
●専門用語を極力使わずわかりやすく書いたつもりですが、読み返してみると…
●一応完成版のつもりですが下書きと思っていただいた方が嬉しいです
●読んでみたい症状があれば教えて下さい
目の症状
目の病気はたくさんありますが、ここでは重度ではなく比較的軽い症状について記載します
多くの方が悩んでいるのは、疲れ目、かすみ目、ドライアイです
目薬で一時的には改善しますが、漢方で根本治療していくことが好ましいでしょう
目は五臓六腑の肝と深い繋がりをもっています
目の弱りは肝の弱りとも取れ、目に何か問題があるということは、
肝の機能にも問題があるとされています
昔から貧血の人はレバー(鳥の肝臓)を食べなさいと言われているとおり
肝は血を貯める臓器でもあります
肝に蓄えてある血で目を潤わせ、視界を保つようにしています
目の症状の多くは肝が原因です
疲れ目・かすみ目、ドライアイの原因
●肝に血が足りない(肝血虚かんけっきょ)
目が乾燥しやすい、すぐに目が疲れる、ストレスに影響されやすい、その他貧血症状
●肝と生命エネルギーである腎の機能が低下している(肝腎両虚かんじんりょうきょ)
疲れ目、かすみ目、年とともに悪化、足腰が弱い
●肝血虚が進行して熱を帯びている(肝化旺盛かんかおうせい)
疲れ目、ドライアイ、目の充血、目を瞑ると熱感、イライラしやすい
重度の目の症状
●白内障
肝と腎の機能が低下しています
腎は生命エネルギーを司り、老化と深い繋がりを持っています
腎を補いながら肝の機能を高める漢方薬を使用します
白内障を改善というよりは進行スピードを遅らせたり、白内障予防として飲まれることをお薦めします。
老化と戦って勝つことは大変難しいと思われます
(たまに劇的に改善する方もおられます)
●緑内障
糖尿病や高血圧の合併症として失明の恐れがある怖い病気です
眼圧が上がりすぎることが原因ですが、漢方では基本的に血流の悪さと捉えられています。
血の流れをよくしながら熱を取り、肝の機能を高めるという漢方薬を使用します
疲れやストレス、食生活によって悪化しますのでそれらの対策も必要になってきます
漢方だけでなく病院と平行していくことが大切だと思われます
目の症状と健康食品
目に良いとされる健康食品が多数存在しています
代表的なものはブルーベリーです
ブルーベリーも悪くはないですが、
どうせならアントシアニンの豊富な「ビルベリー」をお薦めします
あと、目と脳は密接に繋がっているため脳の働きを良くする
「ルテイン」や「DHA」が多く含まれているものが好ましいです
これらに加え漢方成分が少し入っている商品も存在しています
少し細かい話になりますが、ビルベリーの含有率や
DHAなどの配合比率によっても商品の価値は変わってきますので、
色々な商品を見比べてみるのも良いかと思われます
※当ブログでは漢方の基本的な考え方を症状別で記載しています
症状、体質により漢方薬の種類は異なります(個人差)
ご自分ではAという体質だと思っていても実はBだったということが多々あります
この場合Aに該当する漢方薬を飲まれても効果がない場合があります
効果がないだけならまだいいですが思わぬ副作用が発生する場合があります
そういうことが起こらないために、あえて漢方薬の名前は記載しておりません
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目の症状
目の病気はたくさんありますが、ここでは重度ではなく比較的軽い症状について記載します
多くの方が悩んでいるのは、疲れ目、かすみ目、ドライアイです
目薬で一時的には改善しますが、漢方で根本治療していくことが好ましいでしょう
目は五臓六腑の肝と深い繋がりをもっています
目の弱りは肝の弱りとも取れ、目に何か問題があるということは、
肝の機能にも問題があるとされています
昔から貧血の人はレバー(鳥の肝臓)を食べなさいと言われているとおり
肝は血を貯める臓器でもあります
肝に蓄えてある血で目を潤わせ、視界を保つようにしています
目の症状の多くは肝が原因です
疲れ目・かすみ目、ドライアイの原因
●肝に血が足りない(肝血虚かんけっきょ)
目が乾燥しやすい、すぐに目が疲れる、ストレスに影響されやすい、その他貧血症状
●肝と生命エネルギーである腎の機能が低下している(肝腎両虚かんじんりょうきょ)
疲れ目、かすみ目、年とともに悪化、足腰が弱い
●肝血虚が進行して熱を帯びている(肝化旺盛かんかおうせい)
疲れ目、ドライアイ、目の充血、目を瞑ると熱感、イライラしやすい
重度の目の症状
●白内障
肝と腎の機能が低下しています
腎は生命エネルギーを司り、老化と深い繋がりを持っています
腎を補いながら肝の機能を高める漢方薬を使用します
白内障を改善というよりは進行スピードを遅らせたり、白内障予防として飲まれることをお薦めします。
老化と戦って勝つことは大変難しいと思われます
(たまに劇的に改善する方もおられます)
●緑内障
糖尿病や高血圧の合併症として失明の恐れがある怖い病気です
眼圧が上がりすぎることが原因ですが、漢方では基本的に血流の悪さと捉えられています。
血の流れをよくしながら熱を取り、肝の機能を高めるという漢方薬を使用します
疲れやストレス、食生活によって悪化しますのでそれらの対策も必要になってきます
漢方だけでなく病院と平行していくことが大切だと思われます
目の症状と健康食品
目に良いとされる健康食品が多数存在しています
代表的なものはブルーベリーです
ブルーベリーも悪くはないですが、
どうせならアントシアニンの豊富な「ビルベリー」をお薦めします
あと、目と脳は密接に繋がっているため脳の働きを良くする
「ルテイン」や「DHA」が多く含まれているものが好ましいです
これらに加え漢方成分が少し入っている商品も存在しています
少し細かい話になりますが、ビルベリーの含有率や
DHAなどの配合比率によっても商品の価値は変わってきますので、
色々な商品を見比べてみるのも良いかと思われます
※当ブログでは漢方の基本的な考え方を症状別で記載しています
症状、体質により漢方薬の種類は異なります(個人差)
ご自分ではAという体質だと思っていても実はBだったということが多々あります
この場合Aに該当する漢方薬を飲まれても効果がない場合があります
効果がないだけならまだいいですが思わぬ副作用が発生する場合があります
そういうことが起こらないために、あえて漢方薬の名前は記載しておりません
漢方薬を購入の際には必ずお近くの漢方薬専門のお店で相談してからご購入下さい
HPは完成していますが、一応ブログ用の記事として使用します
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