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2010.06.23 不正出血 漢方薬
漢方薬屋が漢方の記事をいつも書く
なんで私はそんな当たり前のことが出来ないのでしょう?(´∀`*)ケラケラ

漢方薬屋さんが集まって作っているブログに
私の記事をまた投稿したのでこのブログにも転載します
(字がいっぱいでちょっと読みにくいです)



不正出血 漢方薬


婦人病の相談として比較的多い相談として不正出血があります。

不正出血は大きく分けると二つあります。

「月経がダラダラ続く不正出血」
        と
「月経時以外に出血する不正出血」

今回ご紹介するのは、「月経時以外に出血する不正出血」になります。
月経時以外の出血は排卵期や月経前が多く、出血量はそれほど多くはありません。

原因としては・・・

(1)生命エネルギーである「腎」の弱り
      足腰に力が入らない、手足が冷える又は逆にほてるなど
(2)元気不足からくる胃腸の弱り
      食欲不振、食後倦怠感、疲れやすい、疲れると色々な症状悪化など
(3)過剰な熱が体に篭っている
      体が熱い、イライラしやすい、出血量が多いなど
(4)血の流れが悪くなっている
      肩こり、頭痛がある、経血が黒っぽく塊が混じるなど

原因として重要なのは(1)の生命エネルギーである腎の弱りになります。
子宮は新たな命を作る臓器で、命を作る用意の段階で血を多量に必要とします。
全身の血を子宮に集め子宮内膜を作るのですが、
腎が弱ると血が子宮に集まっても上手に子宮内膜を作ることが出来ません。
腎の働き以上に子宮に血が集まると、血が溢れ出て不正出血となります。

『(2)の胃腸は不正出血と関係無さそうなのに何で?』
と思われるかもしれませんが、胃腸は食べ物を食べて元気を作る場所です。
また「血」を含め体の臓器を一定の場所に留める働きもあります。

胃腸が弱り、元気が作れなくなると、色々なモノを一定の場所に留める力が弱ります。
すると胃下垂になったり、痔になったり、不正出血が起こったりします。
知らないうちにアザ(皮下出血)が出来ている場合も(2)の原因の可能性があります。

(3)体に熱が篭ると全身の血が出血傾向になります。
余分な熱はエネルギー過剰と考えられ、
オーバーヒートのような昂進状態になり全身の血が行き場を失ってしまいます。
そうすると体の出血しやすい場所から血が溢れ出てしまいます。
のぼせたりすると鼻血が出てくるのも同じような原因です。

(4)の血流が悪くなっている状態は、上記の(1)(2)の過程において発生します。
新しい血を作り、全身に行き渡らせるのですが、
生命エネルギーである腎や元気製造機である胃腸が弱ると血を全身に行き渡らせることが出来ません。
そのため行き場を失った血は出血しやすい場所から不正出血として溢れ出てしまいます。

細かく分けるともう少し原因がありますが、概ね上記の4つが原因となります。
(これらの原因は単一で現れる場合は少なく、ほとんどが複雑に絡み合っています。)

これら4つの原因をしっかり見極めることが大事になります。
また出血している場合には出血を抑える方向に持って行き、出血が治まれば月経周期を整える必要があります。
「出血が止まったからもう終わり」というわけではなく、
根本である「何故出血していたか」を考えれば今後の生活も健やかに過ごせると思われます。


単純に「不正出血」と言っても東洋医学では複数の原因があります。
東洋医学で改善する場合、原因は上記の4種類ですが、漢方薬の種類は多数あります。
個人個人の体質によって漢方薬も変わるので、ここでは挙げ切れません。

東洋医学で症状を改善する場合はご自身で判断せず、お近くの漢方専門のお店でご相談下さい。


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2010.06.17 漢方薬屋明石へ行く(うさんぽ)
昨日(6/16)はお休みをいただき、明石公園うさんぽに行ってきました。

6/14時の6/16の天気予報は60%70%雨で半分諦めていたのですが、
前日の予報では30%、当日は午前中は曇っていたものの午後からは快晴になってくれました。
今年も晴れ男は健在です(。-∀-)b

年に一度の「うさんぽ」(/*´∀`)o レッツゴー♪

我が家のウサギのりんちゃんを「明石公園」に連れて行ってきました。

昨年はベンチの下が安らぎの場所のようだったので、
今回は逃げ込めるようなタイプのキャリーを新しく購入しました。

ウサギは狩られる側の動物なので知らない場所では匂いの残る糞尿はしないそうです。
実際昨年のうさんぽ時には我慢していたのか、車の中に戻ってからおしっこをしていました。
キャリーにはペットシーツを敷いていたのですが、場所が悪かったのかキャリーから漏れて
嫁さんの膝の上まで浸透し嫁さんが悲鳴をあげていました(´∀`*)ケラケラ


今年はそうならないようにおトイレ持参していきました。
が、結局、うさんぽ時にはおしっこはせず、車に戻ってからおトイレで尿をしていました。

公園に着いた早々はりんちゃんは「ここドコ?」となっていましたが、
すぐに「ウヒョー!食べ物だらけだ!」となっていました。

モシャモシャ(なんかその葉っぱバッチくない?(;^□^))
明石 漢方

モシャモシャ(トイレガン無視)
あ、シマッタ・・・写真回転させるの忘れてたΣ(ノ∀`)ペチッ
漢方薬 明石

「キャリー?ナニソレ?」
明石公園


今年も落ち着くのはベンチの下のようです
明石公園 うさんぽ


お気に入り写真

この葉っぱが美味しそう
明石漢方薬

凛としたりんちゃん
うさんぽ

ムギュ!
むぎゅ!

次は秋かな?来年かな?また行きたいです♪

今回は嫁さんに「奇跡の一枚を撮る為にいっぱい撮ってちょうだい」と頼んでおいたら・・・


2時間弱の間に480枚ほど撮っていましたww
2010.06.10 ウサギ ビワの葉
我が家で飼育しているウサギのりんちゃんが、
斜頚発症時にチモシー(藁)を食べなかった時に助けられたのが「枇杷の葉」

近所のウサギショップの人曰く
「ビワの葉はまだウサギにとって良いものか悪いものかハッキリとわかっていない」
とのこと。

そうなの?
枇杷ボールとかあるぐらいだし、そんなに大量に摂取しなければ害は無さそうだけど・・・
人間用に枇杷の葉を漢方で使う場合はそんな禁忌的なことは無いんだけど・・・


漢方では枇杷の葉は
咳止め・痰切りや吐き気止めとして使われています
また、抗インフルエンザ作用も認められており、食中毒や暑気払いなどにも使用されたりもします
最近では抗癌作用もあると言われています

私的には抗癌作用については( ̄~ ̄;)ウーン・・・ですが・・・

枇杷の葉にはアミグダリンという成分が含まれていて、
一時的に大量摂取すると青酸中毒を起こす可能性があります

枇杷の葉の主成分はネロリドールとファルネソールという精油成分で、
その他に、アミグダリン、ウルソール酸、オレアノール酸、クエン酸、タンニン、ビタミンB・Cなどです
(文献によって多少違いがありました)

たぶん、このアミグダリンがウサギに悪いと思わせている要因だと思われます

そこで、問題・・・
どれぐらいから大量摂取なのか?
スイカだって一度に大量に食べたらお腹壊してしまいます
果たして枇杷の葉は何枚食べたら大量摂取??

人間「枇杷の葉のお茶を飲みすぎて青酸中毒になっちゃったよー」
なんて話は聞いたことがありません  注・・・アジサイでは聞いたことがあります

果たしてウサギの適量はどれぐらいか?

ウサギが枇杷の葉で青酸中毒になったという話は調べても出てきませんでした
もしかしたら、調べきれていないだけかもしれません

我が家のウサギが斜頚発症時に食べていた量は1日10枚ぐらいでしょうか?
「青酸中毒ってナニ?」ってな感じで食べていました
10枚が大量摂取かどうかわかりませんが、我が家のウサギはまったく問題ありませんでした
たまたま我が家のウサギの体質が枇杷の葉と合っていた可能性もありますが・・・(あるのか?w)

漢方薬屋の私の見解としては
注意しておくのは良いことだけど、そんなに気にしなくても良いのでは?
という感じです

ウサギには1日2、3枚程度は問題ないと思われます
というか、
それぐらいで過剰摂取になるようであれば
               恐らくウサギ用としてビワの葉は販売されていないと思います
だから、2、3枚ではなくもっと食べても良さそうな感じです

斜頚でチモシー食べなくなった時にはホント枇杷の葉に助けられたと思っています


そうそう!
そのウサギ用の枇杷の葉が販売されている話をしたかったんですよ!


枇杷の葉を調べていてウサギ用として販売されているビワの葉を見つけたのですが、
三枚ほど(7g)入って500円弱しています

結構良いお値段です

先日、ご近所さんにいただいた大量のビワの葉を金額にしたら・・・(;・Д・)

で、ウサギ用として販売されている枇杷の葉ですが、
                     枇杷の葉は漢方薬屋さんでも販売されています
500gで、だいたい1500円ぐらいから3500円ぐらいかな?

当店でも 500g 1400円 で販売しています
(たまには自店の宣伝もしておかないとw)

コストパフォーマンス的には漢方薬屋さんの枇杷の葉をオススメします
刻んで梱包してあるので使い勝手も良いです

漢方薬屋さんの枇杷葉はほとんどが中国産ですが、
日本の生薬問屋さんが輸入時に、厳しい農薬検査をしているのでご安心を♪


ちなみに、ご自身で採取した枇杷の葉の裏の毛は取り除いて使用した方が良いです
毛の成分的には葉っぱと変わりありませんが、
                 毛が気管粘膜を刺激して咳などを誘発する可能性があります
(毛が原因でアレルギー症状が発症するわけではありません)


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2010.06.05 ソアホック 衝撃の事実
一ヶ月前に発症した斜頚は数日で改善し、動物病院で無事に「完治」と言われました。
現在は抗生物質の投与は終わり、我が家特製の漢方薬だけ服用しています
斜頚は再発の可能性がある病気なので今後も注意しておく必要があります

で、斜頚が落ち着いたので本格的にソアホックの治療に向かおうと思っていたのですが、
先日、当ブログでウサギの飼育環境を投稿したところ、数人の方からアドバイスをいただけました。

・もう少し長い目で見るべき
・薬を塗ってみれば?
・グルーミングスプレーも良いよ


というアドバイスをいただきました
で、皆さんが声を揃えて言うのは

・飼育環境はそれでいいんでない?
ということでした ε-(´▽`) ホッ

(アドバイスくれた方々ありがとうございました ペコ┏○)

斜頚完治時にお医者さんに我が家のウサギのソアホックのことを聞くと、

「皮が剥けて炎症起こしてるわけじゃないから、気にしなくても良い」
「だいたい大人のウサギの足のかかとはそんなもんですよ」


えぇっ!! そんなもん!? Σ(;゚ω゜ノ)ノ

お医者さんが「ソアホックの初期」って言ったんじゃないですか・・・
だから、神経質になって飼育環境見直したのに・・・
そんなもんなら最初からそう言って欲しかった(´・ω・`)

っていうか、もしかしてりんちゃんって気がつかなかっただけで、
ず~~~っと前からずっとソアホック初期状態だったのでしょうか?(;^□^)

というかですね・・・
「だいたい大人のウサギの足のかかとはそんなもんですよ」
というのは初耳なんですけど、実際どうなんでしょう?
インターネットで調べても本で調べてもそんな情報見つけられなかったです・・・
お医者さんが安心させるようにそう言ったのかなぁ~?
避妊手術も斜頚もちゃんと治してくれたお医者さんなので、信頼してるんですけど・・・

まぁ、ソアホック初期というのは間違いではないし、
現在の状態で飼育環境を見直すというのも間違ってるわけではないし・・・


いいや♪
とにかく、ソアホックに関しては肝心のりんちゃんが痛がってるわけではないから
「気にしない♪気にしない♪」
あまり神経質になっても、飼育者とウサギにストレスがかかるだけですもんね

今後はたまに炎症起こしていないか様子見るだけにしておきます


しかし、毛生えないもんですかね?
アレルギーや皮膚炎、体質的に生えていない場合であれば、漢方も良いかもしれませんが、
ソアホックはほとんどが接触性になるので漢方薬ではどうにもお手上げ状態です


たとえ接触性であっても毛がフッサフサになる夢のような漢方薬があるのであれば・・・




私が飲みたい!!