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2010.04.23 ため息と漢方薬
漢方薬屋のブログなのに気がつけばまたまた長いこと漢方のこと書いていません
完全に趣味ブログと化しています

漢方薬屋さんが集まって作っているブログに
私の記事をまた投稿したのでこのブログにも転載します



ため息と漢方薬

新しい環境に変わることが多いこの季節。
環境が変わることによってストレスがかかり、「はぁ~~!」と深いため息をついてしまいます。
ため息は東洋医学の考えで「気」の流れが悪い状態「気滞」と呼ばれます。

東洋医学の「気」は「元気」のようなエネルギー体のことを表したりしますが、
「空気」のような気体も含まれています。

本来「気」は、全身をくまなく行き来して体を動かしています。
その「気」の運行がストレスにより停滞すると「気」の行き場が無くなってしまいます。
行き場の無くなった「気」は、行き場を求め出口を探します。

上半身の行き場の無くなった「気」は「ためいき」となり、
下半身の行き場の無くなった「気」は「ガス」となり排出されます。

また、排出出来なかった行き場の無くなった「気」は体内で停滞します。

上半身で停滞すると胸脇部が張り、下半身で停滞すると腹部が張ります。

それぞれが「ため息」や「ガス」で排出することで一時的に症状が緩和されます。

気滞の状態の時に漢方では「気」の流れを良くする「柴胡サイコ」や「厚朴コウボク」の含まれる薬を使用します。
(体質によっては上記の含まれていない漢方薬も使用します)

「気」の流れが悪くなるのは、エネルギーの運行が悪くなるのと同じ状態です。

「エネルギーの運行が悪くなる」=「代謝が悪くなる」です。

代謝が悪くなると、頭痛や肩こり、胃腸障害などなど様々な症状を引き起こします。

代謝が悪くなると抵抗力も下がりますので、
風邪をひいたり、アレルギー症状を引き起こしたりもします。

ストレスは万病の元ですね。

ため息は小さい症状ですが、比較的発見しやすい症状です。
ため息をついたら、気の流れが悪くなってる!と自覚して、早いうちに対処して下さい。



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